芋砂
皆さんは「芋砂」という言葉をご存知でしょうか。
対戦ゲームにおける俗語であり、サバイバルゲームなどが好きな方は知っているかもしれません。
今回は「芋砂」という言葉について詳しく解説します。
芋砂の意味とは
芋砂とは「テレビゲームのFPSにおいて、同じ場所から動くことなく標的を狙い続けるスナイパー」という意味です。
FPSにおいてその場から動かず敵を狙い撃つプレイをすると、そのキャラクターはうつ伏せで地面に寝転がる匍匐姿勢になります。
この様子を芋虫に例えた人がおり、そういったプレイスタイルになる人の多くがスナイパーだったことから「芋虫スナイパー」という呼び名がつきました。
さらに「芋」虫「スナ」イパーを取って略し、読みが「すな」である漢字の「砂」を当てた形が「芋砂」です。
その場から動かない「芋砂」とは逆に、敵地に突撃するプレイスタイルのスナイパーを「凸砂」といいます。
「芋虫」という言葉を最初に使った人がプレイしていたのはプレイヤー同士のチーム戦で勝負するもので、「芋虫」「芋砂」行為はただ個人のスコアを伸ばすだけでチームの勝利に貢献しないスタンドプレーでした。
「芋虫」「芋砂」は迷惑プレイヤーを指す言葉だったのです。
現在では完全な個人戦となるFPSの流行などさまざまなルールのゲームが増え、またプレイヤーの意識も変わってきたことから、「芋砂」は単なるプレイスタイルを指す言葉となっていっています。
芋砂を使った文章・例
- あいつは芋砂ばかりするので、同じチームで戦いづらい。
- 芋砂しているプレイヤーを逆にスナイプした。