マンキン
「マンキン(まんきん)」という言葉の意味や例文について解説します。
テレビでよく、関西の芸人さんが使っているイメージがある言葉ですが、皆さんはマンキンという言葉の意味や使い方をご存知でしょうか。
芸人さん以外の人が使っているのはあまり聞いたことがない言葉だと思います。
芸人さんから発信された言葉ですが、最近ではネットでも使われています。
関西の芸人さんが使っているので、関西の方言だと思っている人もいるかもしれません。
この機会に、本当の意味や由来など、謎が多いマンキンという言葉の使い方について理解していきましょう。
マンキンの意味とは
マンキン(まんきん)とは、「あたかも万金丹を飲んでいるかのようなテンションの高さのたとえ」という意味になります。
万金丹とは、伊勢国朝熊山で製した薬のことで解毒作用があり、気付けに効果があります。
万金丹は、落語の題材になるほど古くからある漢方薬で有名です。
そもそもこのマンキンという言葉を使い始めたのは、お笑い芸人の小藪一豊さんだと言われています。
独特の言い回しが特徴的で、斬新な目線で語るエピソードトークに定評がある芸人さんです。
万金丹という効き目のある漢方薬を飲んだことで、すこぶる体調が良くなり目がランランとなっているさまに例えるという小藪さんならではの独特な表現です。
マンキンは方言ではありません。
マンキンを使った文章・例文・使い方
- 会場は重苦しい空気だったが、マンキンで漫才をやり切った。
- 追い詰められた彼は、気が触れたのかというくらいマンキンで一発ギャグをやってのけた。
- 半端な芸でもマンキンでやればお客さんの心は掴めるはずだ。