秘密裏
皆さんは、「秘密裏(ひみつり)」という言葉をご存知でしょうか。
「秘密裏に働く」などの言葉で耳にしたことのある方や、「ひみつうら」という読み方をしている方もいらっしゃると思います。
この記事では、「秘密裏」の意味を解説させていただきます。
秘密裏の意味とは
「秘密裏(ひみつり)」とは、「人に知られない状態で物事を行う」「隠しながら何かをする」という意味です。
まれに「ひみつうら」という読み方をしている方もいますが、「ひみつり」が正しい読み方です。
秘密裏は元々「秘密裡(ひみつり)」という表記をされていました。「裡」とは、「物の内側」など、「裏」と似た意味がありました。つまり、「秘密と言える状態の内に」「秘密の中で行った物事」ということになります。
現在では「裡」は常用漢字から外された為、似た意味を持つ「裏」を使って「秘密裏」という言葉になりました。
秘密裏の使い方・例文
ここで、「秘密裏(ひみつり)」を使った例文をご紹介します。
1.秘密裏に行われた取引が成功したらしく、良いプロジェクトを打ち出すことができた。
2.やり取りの内容が部外者に漏れないように秘密裏に動く。
3.仕事内容を知られるのは恥ずかしいので、できるだけ秘密裏に働くようにしている。
4.秘密裏に行われた交渉を経て今回のプロジェクトの実行に繋がった。
5.彼は努力家であることを知られたくないらしく、いつも秘密裏に練習している。
6.取引の内容を知られないよう秘密裏の交渉を繰り返している。