一粒万倍日
「一粒万倍日」という言葉の意味や使い方について解説します。
この「一粒万倍日」という言葉は、選日のひとつです。
カレンダーの中で数が多い日で、基本的には縁起が良い日とされています。
あまり耳馴染みがない方も多い言葉かと思うので、この機会に「一粒万倍日」について詳しく知っていきましょう。
一粒万倍日の意味とは
一粒万倍日とは選日のひとつです。
単に、万倍と言うこともあります。
一粒万倍日の中の「一粒万倍」とは「一粒のもみが万倍にもなって実り稲穂となる。」という意味を持つ言葉です。
この意味から一粒万倍日は「何を始めるにも良い日。仕事はじめや店開き、種まきなどを行う際に吉とされる日」です。
ただ、苦労の種が万倍になるという意味合いもあるため、一粒万倍日に借金をするのは凶であるとされています。
また、一粒万倍日はカレンダーの中で数が多い日です。
そのため、吉日と重なる日には一粒万倍日の効果が倍増されるとし、凶日と重なれば半減するとされています。
一粒万倍日の日取り
一粒万倍日の日取りは節切で次のようになっています。
- 正月は丑・午の日
- 二月は酉・寅の日
- 三月は子・卯の日
- 四月は卯・辰の日
- 五月は巳・午の日
- 六月は酉・午の日
- 七月は子・未の日
- 八月は卯・申の日
- 九月は酉・午の日
- 十月は酉・戌の日
- 十一月は亥・子の日
- 十二月は卯・子の日
一粒万倍日の使い方
- 新しい店を開く日は、一粒万倍日にしよう。
- 一粒万倍日に種まきを予定していたが、カレンダーをよく確認したら凶日と重なっていたので慌てて日取りを変えた。