近傍
「近傍」という言葉の意味や使い方について解説します。
この近傍とは、少し難しい言葉であるため、耳馴染みのない方もいるかもしれません。
さまざまな意味があり、使い分けには注意が必要です。
使い方としては「近傍の村を訪れる。」といった表現が一般的です。
一般的な意味は、近辺。付近です。
また、幾何学や数学における意味もあり、少し難しいい印象を受ける方もいるかもしれません。
読み方は「きんぼう」となります。
今回は、そんな近傍について詳しく解説します。
この機会に近傍について深く知っていきましょう。

近傍の意味とは
近傍という言葉の意味は、大きく分けて2つあります。
まず、1つ目は「近辺。付近。」という意味になります。
使い方としては「近傍の村を訪れる。」といった表現が一般的です。
続いて2つ目は「幾何学において、点Pを中心として任意の半径で円を描いた際に、その円内の点全体の集合をPの近傍という。」という意味になります。
また、数学においては「位相空間論周辺分野でいう近傍は、位相空間の基本概念。与えられた点を含む集合であり、その点を少し動かしてもその集合から外に出ないもの。近傍の概念は開集合と内部の概念と密接な関係がある。」という意味になります。
読み方は「きんぼう」です。
近傍の使い方・例文
- 彼は、近傍の村の村長を訪ねてやってきたが、その日村長は村の会合があり、不在であった。
- 文系の私は、数学における近傍を理解するのに、かなりの時間を要してしまった。