「前述」とは?意味や使い方を解説!

「前述」という言葉をご存知でしょうか。聞いたことはあっても意味がわからない人が多いと思うので、この記事では「前述」について解説します。

目次

  1. 前述
  2. 前述の意味とは
  3. 前述を使った文章・例文

前述

前述(ぜんじゅつ)」という言葉をご存知でしょうか?
論文やレポートなど、きちんとした文章で使われることの多い言葉です。
今回は、使いこなせるとかっこいい「前述」について解説します。

前述の意味とは

「前述(ぜんじゅつ)」とは、前に述べたことという意味です。「述べる」というのは、言い表すこと、または書き記すことです。意見を述べる、などの「述べる」ですね。

論文やレポートなどの、起承転結や序論本論結論など、しっかりした文章構成がある文章において、前に書いてある記述をもう一度想起させるための言葉として使われます。
「前述のとおり」や「前述のように」などと使います。

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前述の対義語

「前述」の対義語は「後述(こうじゅつ)」です。後に述べること、という意味ですね。
使い方としては、例えば論旨の要約や結論を先に述べて、「詳しくは後述します。」などと使います。

前述の類義語

「前述」の類義語には以下のようなものが挙げられます。

・先述(せんじゅつ)
 【意味】先に述べたこと。
 【例文】先述のとおり、過去のデータがねつ造されたことは火を見るよりも明らかである。
・前掲(ぜんけい)
 【意味】文章で、その箇所よりも前に書き記されたこと。
 【例文】このことは前掲したが、今一度確認のためここに記す。
・既述(きじゅつ)
 【意味】すでに述べたこと。
 【例文】その説は、既述のとおり一度否定されており、再検討に値しない。
 

前述を使った文章・例文

猫にとって爪とぎは本能である。よって根本的にやめさせることはできない。
しかし、爪とぎによって家具や壁紙が傷つけられることを黙ってみていることのできる飼い主などいないだろう。そのため、爪とぎをしつける必要があるのである。
爪とぎが本能であることは前述したとおりだが、いくつかの方法を使って、特定の場所で爪とぎを指せるようにしつけることができる。

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