大さじ一杯・小さじ一杯
最近の節約志向の高まりから、料理本やレシピ掲載サイトを元に料理やお菓子作りをする人も多いと思います。定番メニューからちょっと意外なメニューなど、多くのレシピが掲載されていて眺めるだけでも楽しいですよね。
そんなレシピでは定番の「大さじ一杯(おおさじいっぱい)」「小さじ一杯(こさじいっぱい)」という言葉をご存知でしょうか?
今回は、大さじとは何gなのか、小さじとの違いを踏まえながら解説していきます。
大さじ一杯・小さじ一杯とは
「大さじ一杯(おおさじいっぱい)」は「15cc」のことを指します。
ここで注意をしなければいけないのが、大さじや小さじは「体積を表す単位」であり、一概に何gと言うことはできないということです。
たとえば水の場合大さじ一杯は15cc=15gです。しかしバターの場合は15cc=12gとなるのです。
一方、「小さじ一杯(こさじいっぱい)」は「5cc」のことを指します。
こちらも大さじと同様、グラムで表記すると必ずしも5gになるわけではないので、注意が必要です。
大さじの量の1/3が小さじ、と覚えておくと便利ですね。
大さじや小さじは大匙、小匙と書かれる場合もあり、文字通り匙(さじ)で計量されていることがわかります。もともと大匙はテーブルスプーン、小匙はティースプーンに由来しており、そちらでは山盛り一杯で計量されていました。
日本においては大さじの量および小さじの量を測りたいとき計量スプーンを使用します。
計量スプーンの場合はすりきり一杯で該当の量となりますので、こちらも注意が必要です。