おばんざい
「おばんざい」という言葉の意味や使い方について解説します。
この「おばんざい」という言葉は、料理のレシピ本などで目にしたことがある方も多いのではないでしょうか。
「今日の晩ごはんはおばんざいにする。」といった使い方をします。
関東でいう家庭料理の惣菜を指す言葉であり、漢字での表現が複数あります。
今回は、そんな「おばんざい」について詳しく解説するので、この機会にしっかりと理解していきましょう。
おばんざいの意味とは
「おばんざい」という言葉の意味について解説します。
おばんざいとは「京都の一般的な家庭で作られてきた惣菜。」という意味を持つ言葉です。
使い方としては「今日の晩ごはんはおばんざいを中心とした献立だ。」といった表現があります。
漢字では「お番菜」「お晩菜」「お万菜」と書きます。
この中の「番」の文字は、常用漢字で粗品を表す言葉でもあります。
例を挙げると、番茶や番傘などです。
また、このおばんざいとされる料理は、本来京都料理に限ったものではありません。
一般的な家庭において、高価な食材などは使っていない定番の料理を関東地方では惣菜といい、関西地方ではお雑用といっていました。
しかし、京都の方は、おばんざいや以上のような言い方をせず、単におかずを呼ぶ場合が多いそうです。
では、なぜ「おばんざい」が、京都言葉のように広まったかというと、諸説ありますが、朝日新聞京都支局が
「おばんざい」のタイトルで、京都の家庭料理を紹介したところからきているのではないかとされています。

おばんざいの使い方・例文
- 私の祖母が作るおばんざいは格別な美味しさだ。