グラッセ
「グラッセ」という言葉について解説します。
皆さんの中には単に「グラッセ」といわれてもピンと来ない方も多くいらっしゃると思いますが、「キャロットグラッセ(外食で食べるハンバーグやステーキについてくる人参の添え物)」と言われるとほとんどの方は分かるのではないでしょうか。
日常で使うようなカタカナ語ではないため、どこかで聞いたことはあるものの、意味や何語かということまでご存知ないかもしれません。
ここでは、そんなグラッセという言葉について何語でどんな意味なのかなどを紹介していきますのでぜひ最後までご覧になってみてください。

グラッセの意味とは
グラッセとは「フランス料理で、バターと加えた煮汁などで煮てつやをだすこと、またその料理」「フランス料理で、菓子などに糖衣をきせること、またきせたもの」という意味のフランス語です。
つやをだした料理としては、さきほど出た付け合わせの人参、キャロットグラッセが代表的なものとなり、糖衣をきせたものとしては、マロングラッセが日本では馴染み深いのではないでしょうか。
ちなみに、グラッセとはフランス語で「氷」を意味する言葉で、凍らせたもの、光沢をつけた料理などに対して使われる言葉となっています。
グラッセの特徴とは
- 母親にマロングラッセを作って欲しいと頼んだら、栗の甘露煮が出てきた。
- ハンバーグの横にある邪魔な人参だと思っていたけど、グラッセと言われると食べてみたくなるから不思議だ。
- 食べ物を氷に見立てる。グラッセは、美しさも大切にするフランス料理らしい料理法なのかもしれない。