ベンチマーク
皆さんは「ベンチマーク」という言葉をご存知でしょうか。
様々なジャンルのビジネスシーンで聞かれる言葉ですが、意味や使い方はお分かりでしょうか?
今回は「ベンチマーク」という言葉について詳しく解説します。

ベンチマークの意味とは
ベンチマークとは「測量において利用される水準点」という意味です。
他にもビジネスの世界において、「指標」という意味でさまざまな用法で使われています。
たとえば投資の分野においては、「株式市場での平均を示す指標や基準」として使われています。
日経や東証といった証券会社の出す基準値が「ベンチマーク」となり、投資家たちはそれを参考に動きを決めることになります。
また、経営分野では「他者の戦略や指標」という意味で使われているようです。
事業内容や規模が近い企業の「ベンチマーク」を分析することで、自社の経営戦略に生かすものを見つけることができるのです。
ITの分野においては、「スマホやパソコンなどの端末に搭載されたハードウェアとソフトウェアの性能や動作速度を評価する時の基準」という意味になります。
複数の端末の性能を比較することを「ベンチマークテスト」、その結果を「ベンチマークスコア」といいます。
「ベンチマーク」とはさまざまな物事の「指標」となるものを表す言葉であるということだけ分かっていれば、詳しい意味を知らなくても対応がしやすくなります。
ぜひ覚えて、実際に生かしてみてください。
ベンチマークの使い方・例文
- パソコンでゲームをするため、スペックが十分かどうかベンチマークテストをすることにした。
- 証券会社の発表をベンチマークとして、投資先を決めた。