「ダリア」の花言葉は?

「ダリア」の花言葉について解説します。ダリアの花言葉の由来もあわせて解説します。

目次

  1. ダリア
  2. ダリアの花言葉
  3. ダリアの誕生花

ダリア

豪華で力強く大輪の花を咲かせるイメージの「ダリア」。
今回は、「ダリア」の花言葉や由来、誕生花について解説していきます。

ダリアは、キク科の多年草で、初夏から晩秋にわたり大型の白色やピンク、黄色や紫色など多彩な花を咲かせる球根植物です。
草丈は1~5mまでに達するものもあり、咲き方や花びらの形などの種類も豊富で、1万種類以上の園芸品種があるといわれています。
メキシコが原産で同国の国花にもなっており、日本には江戸時代以降にオランダから持ち込まれました。

ダリアの花名と由来

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ダリアの花名は、スウェーデンの植物学者「アンデシュ・ダール(Anders Dahl)」の名前にちなんでつけられました。

また、和名を「天竺牡丹(テンジクボタン)」といい、「天竺(テンジク=インド)から来た牡丹(ボタン)に似ている花」ということからこの名前がついたとされています。
実際にはオランダから持ち込まれたのですが、当時はインドからきた花と思われていたようです。

ダリアの花言葉

ダリアの花言葉を色別でご紹介しましょう。
 

  • ダリア全般
  「可憐」「優雅」「威厳」「移り気」「不安定」など
  • 赤いダリア
  「華麗」「栄華
  • 白いダリア
  「感謝
  • 黄色のダリア
  「優美

ピンクや紫色のダリアの花言葉は特別に存在しないようなので、ダリア全般の花言葉を使うようにしましょう。

これらの花言葉の中で、「感謝」という言葉が目につきますが、常日頃お世話になっている方にダリアの花を添えてありがとうの気持ちを伝えるのもいいものですね。

ダリアの花言葉の由来

ダリアの花言葉には、「優雅」「可憐」などの素敵な言葉が並ぶ半面、「移り気」「不安定」などといったちょっぴり怖いイメージの花言葉もあります。
これは、当時フランス革命後の不安定な情勢の頃に栽培されていたことに由来するといわれています。

また、「移り気」の花言葉に由来するとされる逸話がありますので、こちらを簡単にご紹介しましょう。

ナポレオン1世の皇后であったジョセフィーヌは、ダリアをとても愛していて独占的に自分の庭だけで育てていました。
ところがある日、侍女がダリアの球根を盗み、自身の庭で見事な花を咲かせたのでした。
それ以降、ジョセフィーヌはダリアへの興味を失ってしまったということです。

移り気な気持ちは、花言葉にもなりうるくらい怖い結果を招くこともあるんですね。
みなさんもご用心を。

ダリアの英語での花言葉

英語での花言葉についてもご紹介しましょう。

「dignity(威厳)」「elegance(優雅)」

ダリアの誕生花

ダリアが誕生花とされる日をご紹介しましょう。
 

  • 6月5日・7月29日・9月10日・9月15日(赤)
  • 9月24日(黄)

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