花菖蒲(ハナショウブ)
皆さんは「花菖蒲(ハナショウブ)」という花をご存知でしょうか。
端午の節句に飾る花なので、見たことがある人も多いと思います。
もしかしたら「アヤメ」という別名の方が、馴染み深いかもしれません。
この記事では、花菖蒲の花言葉と由来を解説させていただきます。

花菖蒲(ハナショウブ)の花言葉
花菖蒲(ハナショウブ)の花言葉は「嬉しい知らせ」「優雅」「あなたを信じます」「心意気」「優しい心」「信頼」と、非常に多くあります。
これらの花言葉は、ギリシャ神話の女神「イリス」の物語に由来します。
全能の神「ゼウス」は「ヘラ」という妻を迎えながら、その侍女であるイリスに言い寄っていました。
困ったイリスはヘラに「自分を別の場所に移して欲しい」と頼み、世界中を駆け回る伝令と知恵の女神になったことから「嬉しい知らせ」という花言葉を、浮気者のゼウスに向けたメッセージとして「あなたを信じます」「信頼」という花言葉を与えられたと言われています。
また、「優雅」「優しい心」という花言葉は垂れ下げるような花姿に由来しています。
花菖蒲(ハナショウブ)の由来
花菖蒲(ハナショウブ)の名前の由来は、二つあると言われています。
- 端午の節句でお馴染みの「菖蒲湯」の「菖蒲」に葉っぱが似ていること
- 美しい花が咲くこと
また、花菖蒲について調べると「玉蝉花(ギョクゼンカ)」という別名を見かけることもあるかと思いますが、これは別名ではなく中国語での呼称です。
花菖蒲(ハナショウブ)の誕生花
花菖蒲の誕生花は5月5日、5月8日、5月10日、5月20日、5月31日、6月8日です。