あんず
「あんず(杏)」は中国原産のバラ科サクラ属の落葉高木です。
杏の花が咲く季節は早春で、白色または淡紅色(たんこうしょく)の可愛らしい花を咲かせます。
また、果樹として広く世界で栽培されており、日本では比較的涼しい東北地方や長野県などで多く栽培されているそうです。
ちなみに英語では、「Apricot blossom(アプリコットブラッサム)」と表します。
果実や種子は食材の一つとしてたくさんの種類の食べ物などに利用されています。
この後、果実や種子の利用方法を少しだけご紹介しますね。

果実の利用方法
果実は梅に似て大きく、初夏に実りの季節を迎えます。
食べ方の種類は豊富で、生で食べるほか、砂糖漬けやジャム、ドライフルーツや飴などに利用されています。
また、お酒では杏酒などリキュールにも利用されていますね。
種子の利用方法
杏の種子もとても重宝されていて、生薬の「杏仁(きょうにん)」として、咳止め薬などの原料となっています。
あんずの花言葉
杏の花言葉は「乙女のはにかみ」「臆病な愛」「疑い」「疑惑」などです。
あんずの花言葉の由来
花言葉の「乙女のはにかみ」の由来は、桜よりも一足早く「はにかむように」咲くことに由来するといわれています。
また、「疑い」「疑惑」は中国の故事から来ているとされています。
あんずの英語での花言葉
杏の英語での花言葉もご紹介しましょう。
「timid love(臆病な愛)」「doubt(疑い)「distrust(疑惑)」です。
あんずの誕生花
あんず(杏)が誕生花になる日をご紹介します。
2月23日、3月1日、4月12日、10月2日 です。