エリカ
みなさんは「エリカ」という花をご存知でしょうか。
ツツジ科エリカ属の植物のことを指し、ヨーロッパ西部やイギリス、南アフリカなどが原産で、700種類以上の野生種があります。
そのうち、十数種類がヨーロッパ、で他の大部分のものは南アフリカに自生しています。
多くの園芸品種もあり、日本では「ジャノメエリカ」などをはじめとした40~50種類ほどが真夏時期以外の季節で流通しています。
花の色は、エリカの種類によっても異なりますが、赤、白、黄色、ピンクやオレンジなど様々です。
また、「エリカ」とは学名の「Erica(エリカ)」をそのまま日本語に読んだもので、漢字では特に見当たりません。「エリカ」という名前も、漢字をあてたものが多いようですね。

エリカの英語名とその由来
エリカは英語で「heath(ヒース)」と呼ばれています。
主にヨーロッパでは、荒れ地に自生するツツジ科の植物のため、荒れ地のことを英語で「heath」ということから、この名前で呼ばれるようになったとされています。
エリカの花言葉
エリカの花言葉は、その種類や色によっても異なります。以下で解説していきます。
エリカ全般の花言葉
「博愛」「裏切り」「孤独」「寂しさ」
ジャノメエリカの花言葉
日本で最もポピュラーな品種で、冬から春にかけて開花しピンクや紫色などの花を咲かせます。
花言葉は、「博愛」「幸運」「希望」「裏切り」
スズランエリカの花言葉
白色の花を咲かせ、冬の終り頃から春にかけて開花します。その様子がスズランに似ていることからこの名前が付いたとされています。
花言葉は、「幸運」「幸せな愛」
エリカ・クリスマスパレードの花言葉
クリスマスの季節に出荷され、ピンクの花が枝に列をなして並んで咲く様子がパレードを思わせるため、この名前が付いたとされています。
花言葉は、「博愛」「心地よい」
白色・紫色のエリカの花言葉
- 白色→「幸せな愛」「幸福な愛」
- 紫色→「閑静」
エリカの英語での花言葉
英語での花言葉も日本と同様、「solitude(孤独)」です。
エリカの誕生花
誕生花についても種類別などで解説していきます。
- エリカ全般は「8月5日」「9月17日」
- ジャノメエリカは 「2月15日」「11月25日」
- スズランエリカは 「2月10日」
- クリスマスパレードは「12月14日」「12月23日」「12月26日」
- 白色のエリカは「9月17日」