ジャスミン
「ジャスミン」と聞くと、そのお花はもとより、香水やアロマ、ジャスミン茶などを思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。
豊かな香りはリラックス効果を生み、心を落ち着かせてくれますね。
今回は、そんな「ジャスミン」の花言葉や由来、誕生花などについて解説していきます。
ジャスミンとは、モクセイ科ジャスミン(ソケイ)属の植物300種類以上の総称をいい、熱帯・亜熱帯地方が原産で、主に白色や黄色の花を咲かせます。
花名は、もともとペルシャ語の「Yasmin(ヤースミーン)・神からの贈り物」が語源とされ、アラビア語を経て、ヨーロッパに入ったといわれています。
たくさんの種類があるジャスミンですが、香水やジャスミン茶で使われる香りが強いものはごく一部だそうです。
以下で少しだけジャスミンの種類をご紹介しましょう。
【茉莉花(まつりか)】
白くて愛らしい花をつけ、香りがとても強いのが特徴で、別名をアラビアンジャスミンといいます。
ハーブオイルやお香などに使われるほか、乾燥させた茉莉花(まつりか)の花を混ぜたジャスミン茶は、みなさんもよくご存じですよね。
【素馨(そけい)】
インドやパキスタンが原産で、芳香のある白色の小花は、インドにおいての女性のヘアアレンジに使用されたり、香料としても多く使われています。

ジャスミンの花言葉
ジャスミンの花言葉を色別でご紹介しましょう。
- ジャスミン全般
- 白いジャスミン
- 黄色いジャスミン
ジャスミンの花言葉の由来
ジャスミンには、「愛想のよい」や「愛らしさ」などの花言葉がある一方、ちょっぴり怖いイメージの「官能的」「好色」といった花言葉もあります。
ジャスミンの花は白くて愛らしい清楚なイメージがある反面、その香りは魅惑的で官能的。その相反する魅力が花言葉に由来します。
また、花の色に関するちょっぴり怖い、けれど悲しい伝説があるといわれています。
以下で簡単にご紹介しますね。
昔、ジャスミンの花はピンク色をしていたそうです。
そんな中、キリストが十字架にはりつけになった夜、多くの花が悲しみに耐えかねて枯れたしまいましたが、ジャスミンは葉をたたんで耐えていました。
けれども、翌朝再び花を開いた時には、悲しみのあまりピンク色は消え失せ、真っ白になっていたというお話です。
ジャスミンの英語での花言葉
ジャスミン全般の英語での花言葉もご紹介しましょう。
- 「amiability(愛想のよさ)」
- 「You are cheerful and graceful(あなたは朗らかで気品がある)」
ジャスミンの誕生花
ジャスミンが誕生花とされる日をご紹介しましょう。
6月8日・6月10日