整合性
「整合性」という言葉の意味や使い方について解説します。
読み方は、「せいごうせい」となります。
よく「整合性がある」「整合性がない」「整合性をとる」といった使い方をします。
ビジネスの場で使われることが多い言葉ですが、皆さんは正しい意味をご存知でしょうか。
類語なども合わせて解説するので、この機会に「整合性」という言葉について深く理解していきましょう。
整合性の意味とは
整合性という言葉の意味は大きく分けて3つあります。
まず、1つ目は「理論に矛盾がないこと」という意味になります。
2つ目は「一貫している状態」という意味で、
3つ目が「ずれがなく整っている状態」という意味になります。
つまり、整合性があるとは「理論に矛盾がなく、一貫性がある」という意味になります。
また、整合性がないとは、「理論に矛盾があり、一貫性がなく破綻している」という意味になり、
整合性をとるとは、「矛盾が生じている状態を矛盾がない状態にする」という意味になります。

整合性の類語
- 一貫
- 一致
- 一貫性
ちなみに、整合性と似た言葉の「統合性」は「いくつかものを一まとめにすること」という意味になります。
似ている言葉ですが、意味は異なるので注意したいところです。
整合性の使い方・例文
- この文書には整合性がないので、信用していない。
- 容疑者の自供と物的証拠には整合性があるので、この容疑者が犯人で間違いないだろう。
- 部下が作成した書類には矛盾点ががあるので、整合性をとる必要がある。