「適宜」と「適時」とは?意味や使い方を解説!

「適宜」と「適時」という言葉をご存知でしょうか。聞いたことはあっても意味がわからない人が多いと思うので、この記事では「適宜」と「適時」について解説します。

目次

  1. 「適宜」と「適時」
  2. 「適宜」と「適時」の意味とは
  3. 「適宜」と「適時」の違い
  4. 「適宜」と「適時」を使った文章・例文

「適宜」と「適時」

皆さんは、「適宜(てきぎ)」と「適時(てきじ)」という言葉をご存知でしょうか。
知っていても、使い分けがよく分からないと言う人もいると思います。

この記事では、「適宜(てきぎ)」と「適時(てきじ)」の意味を解説させていただきます。

「適宜」と「適時」の意味とは

「適宜(てきぎ)」とは、「その時の状況に合わせること」「各自で良いと思うようにすること」という意味です。
料理のレシピ本など、調味料の項目で使われているのを見たことはありませんか?
「自分にとってちょうどよい」分量を使うという意味で「適宜」と表記されています。

「適時(てきじ)」とは、「ちょうどよい時」「適当な時」という意味です。
野球観戦などで「ノーヒットタイムリー」という言葉を聞いたことはありませんか?
「ノーヒットタイムリー」を、日本語では「適時打(てきじだ)」と言います。走者が塁に出ているちょうどよいタイミングでヒットを打つことから、「適時」という言葉を使っています。

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「適宜」と「適時」の違い

「適宜(てきぎ)」と「適時(てきじ)」は、どちらも「ちょうどよい」「適当」という意味を持っています。
違いは、その「ちょうどよい」対象です。
「適宜」は量や時間など、その時の状況に「ちょうどいい」もの全てに使うことができます。
対して「適時」は「時」の通り、「時」にしか使うことができません。

例えば、「適宜水を加える」であれば、好きな「量」の水を入れるという意味です。
しかし「適時水を加える」であれば、適切な「タイミング」で入れるという意味です。

「適宜」と「適時」を使った文章・例文

ここで、「適宜(てきぎ)」と「適時(てきじ)」を使った例文をご紹介します。

1.塩は適宜加えてください。
2.適時、休憩を取るようにしてください。

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