末筆ながら
「末筆ながら」という言葉の意味や使い方について解説します。
この「末筆ながら」という言葉は、手紙やメールの中の最後に、結びの文章として使用することがあります。
ビジネスシーンで使用することが多い言葉であるため、目にしたことがある方も多いかもしれません。
よく「末筆ながら皆様のご健康をお祈りしております。」や「末筆ながら貴殿のご多幸をお祈りしております。」といった使い方をします。
今回は、そんな「末筆ながら」について、詳しく解説します。
この機会に深く知っていきましょう。
末筆ながらの意味とは
末筆ながらとは「手紙やメールなどの文書の中で、結びの言葉として使用される言葉。」という意味を持つ言葉です。
読み方は「まっぴつ」となります。
末筆の「末」とは、年末や月末といった言葉の中で使用されるように「最後」という意味がある言葉です。
そして「筆」とは、書いた文章といった意味があります。
したがって、末筆には手紙やメールの中で「これにて手紙を書き終えますが」といった意味で使用します。
また、末筆ながらのほかにも「末筆ではございますが」といった使い方もします。
手紙の結びの文として「末筆ながら」を使用する場合には、よく「末筆ながら皆様のご健康をお祈り申し上げます。」や「末筆ながら貴殿のご多幸をお祈りいたしております。」といった表現を用います。

末筆ながらを使った文章・例文
- 末筆ながら、寒さが厳しい日が続きますので、健康にはくれぐれもお気をつけくださいませ。
- 末筆ながら、皆様のご健勝をお祈りしております。