玄人
「玄人」という言葉について解説します。
ここ最近、徐々に使用頻度が下がってきつつある感のあるこの「玄人」という言葉。
「彼は一人旅の玄人だから」といった感じで使いますが、みなさんは見聞きしたことはあるでしょうか。
もしかしたら初耳だという方もいらっしゃるかもしれません。
ここではそんな「玄人」という言葉について、意味や使い方、読み方などを紹介していきます。
ぜひ最後までご覧いただき、この言葉について理解・整理してみてください。
玄人(くろうと)の意味とは
玄人(読み方・くろうと)とは
- 技芸などに熟達した人。ある一つのことを職業、専門としている人のこと。職人。
- 芸者、ホステスなど水商売の女性
熟達した人、職人。という意味で使われることが多く、2の水商売の女性を指して使われることは少ないかもしれません。
ちなみに、2の意味は隠語的な雰囲気で使われることもあるので、相手や状況など使い方には注意が必要かもしれません。
また、玄人の反対語は「素人(しろうと)」ですが、素人の方は年齢限らず一般的に使われていますが、それに比べると玄人の方は若い世代の中で使われることが少なくなってきています。
玄人という言葉の代用として「プロ」が使われることが増えているとも言われているようです。

玄人を使った文章・例文
- 彼の芸は地味で一般受けは悪いかもしれないが、玄人受けは抜群に良い。
- 相場の玄人筋によると、ここ一ヶ月の動きは注意が必要だということだった。