晩節を汚す
「晩節を汚す」という言葉について解説します。
歴史上の人物や偉人などの話を読んでいると、晩節を汚してしまったと評価されている人に何人も出会います。
実際に「あの人は晩節を汚すだろう」なんて誰かに向かって使うことはないので、皆さんも同じく本や何かの記事の中で過去の人物に対して使われているこの言葉を見聞きしたことがあると思います。
漢字や文脈から意味は大体想像つきそうですが、きちんとした意味を調べて知っているという方は多くないのではないでしょうか。
ここではそんな「晩節を汚す」という言葉について意味や使い方を紹介していきます。
ぜひ最後までご覧いただき、しっかりと整理・把握してみてください。
晩節を汚すの意味とは
晩節を汚す(ばんせつをけがす)とは「それまで高い評価を得たいたにも関わらず、後にそれまでの評価を覆すような振る舞いをし、評価を落とすこと」という意味の言葉となっています。
晩節をは主に人生の最後の方、最終盤を指します。高い評価を得ていた人が人生の最終盤に失態を犯し、評価を落とすことを「晩節を汚す」と言います。
例えば、政治家が収賄などの罪が露見して引退した時や、金メダリストがドーピングをして選手生活を引退しなければならなくなった時などが「晩節を汚す」と言えるでしょう。
逆に言えば、晩節を汚すことができるのは若いころに実績を積んだ人だけ。ということもできるかもしれませんね。
晩節を汚すを使った文章・例文
- 徳川の歴史の中にも何人か晩節を汚したと評価されている人物がいる。