出来レース
「出来レース」という言葉について解説します。
「今回の人事は出来レースだった」「出来レースに参加するわけがない」といった形で使われるこの言葉。
皆さんも一度は見聞きしたことがあると思います。
あまりいい意味で使われないこの言葉ですし、使う機会もそんなに多くないと思うので、きちんとした意味を調べたことがあるという方は多くないかもしれません。
ここではそんな「出来レース」という言葉について、意味や使い方を詳しく紹介していきます。
ぜひ最後までご覧いただき整理・理解してみてください。

出来レースの意味とは
出来レースとは「八百長・談合などにより、最初から結果が分かっている勝負、競争のこと」という意味の言葉となっています。
ということで「出来レースに参加するわけがない」といった場合「最初から結果が決まっている八百長に参加するわけがない」という意味になることが分かると思います。
語源としては「すでに出来上がっている(結果が決まっている)レース」を略した形で「出来レース」になったと言われています。
出来レースは、レースという言葉が使われていますがレース以外のことにも使うので覚えておきましょう。
ちなみに、普段の日常の中で使われる場合は、正当な指摘というよりは負け惜しみで使われることが多いかもしれません。
例・(競馬で大負けして)こんなの出来レースだろ!など。
出来レースを使った文章・例
- 自分が負けたからと言って出来レースを主張して、出来レースではなかった場合の情けなさったらない。