如き
「如き(ごとき)」という言葉の意味や使い方について解説します。
読み方は「ごとき」となります。
この「如き」という言葉は、改まった場面や文章語的な表現の中で用いられます。
よく「お前ごときに負けない。」や「自分ごときができるような仕事ではない。」といったような使い方をします。
今回は、そんな「如き」という言葉について詳しく解説するので、この機会にしっかり理解していきましょう。

如きの意味とは
如きという言葉の意味は大きく分けて2つあります。
まず、1つ目の意味は「比況の助動詞である「ごとし」の連体形、体言。または、助詞である「が」や「の」が付いた語に接続し「○○のような」という意。比喩。例示を表す言葉。」となります。
使い方としては「お前ごときに負けるはずがない。」や「自分ごときができる仕事ではない。」「今回のごとき悲惨な事件は二度と繰り返してはいけない。」といった表現になります。
そして、2つ目の意味は「ごときは。の形から、のようなもの。という意。」となります。
使い方としては「自宅謹慎のごとき処分では、甘すぎる。」「彼女のごとき優秀な人間はそういない。」
といった表現になります。
どちらの意味においても現代では、文章語的な表現や改まった表現の中で用いられることが多く、日常会話ではあまり使用しません。
如きの使い方・例文
- 今回の如き凄惨な事件は、もう二度と起こしてはいけない。
- こんな大プロジェクトのリーダーは自分ごときができるような仕事ではないので、お断ります。