4DX
皆さんは「4DX」という言葉をご存知でしょうか。
109シネマズなどで取り入れられている上映形態です。
今回は「4DX」について詳しく解説します。

4DXの意味とは
4DXとは「映画館における上映形態の一つ。座席の振動や風の吹き付けなどの効果を利用した体感型上映システム。」という意味です。
読み方は「フォーディーエックス」です。
正確には韓国の会社が開発したシステムの名称が「4DX」であり、アメリカの会社が開発した同様のシステム「MX4D」も存在します。
109シネマズでは4DX、TOHOシネマズではMX4Dが積極的に導入されています。
4DX及びMX4Dという名前には、「4D」という言葉が含まれています。
平面の映像「2D」、立体視による奥行きのある映像の「3D」を超える上映形態ということで「4D」という名称が使われました。
「4DX」が「フォーデラックス」ではなく「フォーディーエックス」と読むのはそのためです。
本来「4D」とは四次元という意味ですが、この場合はそれとは関係ありません。
4DXの特徴
4DXが導入された映画館で映画を見ると、まるで観客まで映画の世界に入り込んだような演出が楽しめます。
たとえば映画の中で爆発が起きると、それに合わせてシートが大きく揺れたり、熱い風が吹き付けたりします。
他にも花畑のシーンでいい香りがしたり、雨が降ればミストが吹き付けたり、主人公が恐怖を感じているシーンではシートが小刻みに振動したりします。
このように映画の展開に合わせてさまざまな演出が起こることで、臨場感にあふれ迫力のある鑑賞体験ができるのが4DXの魅力です。