「ひれ伏す」の意味とは?意味や使い方を解説!

「ひれ伏す」という言葉をご存知でしょうか。聞いたことはあっても意味がわからない人が多いと思うので、この記事では「ひれ伏す」について解説します。

目次

  1. ひれ伏す
  2. ひれ伏すの意味とは
  3. ひれ伏すを使った文章・例

ひれ伏す

皆さんは「ひれ伏す」という言葉をご存知でしょうか。

日常で使うことはあまりない言葉かもしれませんが、意味は知っている方が多いのではと思われます。

今回は「ひれ伏す」という言葉について詳しく解説します。

ひれ伏すの意味とは

ひれ伏すとは「頭が地面につくほど体を折り曲げ身を低くする動作」という意味です。

可能な限り漢字表記で書くと、「平伏す」となります。
「平伏」単独で「へいふく」と読み、「平伏する(へいふくする)」としても同じ意味になります。

身を低くして体を小さくし、相手より頭を下げ汚い地面や床に近づくことで、従属や謝罪などの意志を示す際に使われる姿勢です。
自分を視覚的に小さく低く見せることにより、相手より弱い立場であることを示すものです。

同じ姿勢を取ることを表す言葉に「土下座」があります。
この二つの言葉は動作そのものは同じですが、「土下座」には「土の上で直接行う」という意味が含まれます。
「土下座」を受けている相手は床の上などの清潔で一段高いところにいることもあります。
相手よりも下の立場であり全面的に逆らわないという態度をより強く示したのが「土下座」なのです。

つまり、本来の用法では室内やござの上など地面に触れない場所で行う場合「土下座」は使うことができず「ひれ伏す」でなければなりません。
しかし現在はこの定義に関係なく、謝罪の意思を示すためにこの姿勢を取ることを「土下座」と呼ぶことが多くなっています。

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ひれ伏すを使った文章・例

  1. 修羅場となっていた仕事を手伝ってくれた同僚に対して、ありがたさのあまりひれ伏してお礼を言った。
  2. 漫画に登場する身分の高い人物が他人に対して「ひれ伏せ」と言う場面をよく見る。

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