「疎遠」とは?意味や使い方を解説!

「疎遠」という言葉をご存知でしょうか。聞いたことはあっても意味がわからない人が多いと思うので、この記事では「疎遠」について解説します。

目次

  1. 疎遠
  2. 疎遠の意味とは
  3. 疎遠の類語
  4. 疎遠の対義語
  5. 疎遠の使い方・例文

疎遠

疎遠」という言葉を知っている人は多いでしょう。

学生時代の友達や前職の同僚など、誰にでも疎遠になっている知り合いは何人かいるものです。

しかし正しい意味や使い方をきちんと把握していらっしゃるでしょうか。「疎遠する」などの間違った使い方をしている人もいるのではないでしょうか。

今回は「疎遠」という言葉の意味や類語、対義語などについて解説します。

疎遠の意味とは

疎遠とは「連絡や行き来が途絶えて関係が薄くなること」という意味です。
状態を表す形容動詞なので「疎遠する」という言い方はしません。「疎遠になる」という使い方が一般的です。

「疎」は「隙間」という意味の漢字なので、直接的に訳すと「隙間が遠くなった」という意味になります。つまり「疎遠」とは学校や職場が離れた、連絡手段に乏しくなったなど、主に物理的な理由から特定の人との交流が少なくなった状態を指す言葉です。

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疎遠の類語

類語として「希薄」「敬遠」などが挙げられます。

「希薄」は、「濃度が薄い、程度が少ない」といった意味があります。特定の人物との物理的な隔たりを示す「疎遠」に対して、「希薄」は周囲の人間関係全体の交流が薄い状態を指す言葉です。

「敬遠」は自然と距離が離れた状態である「疎遠」とは異なり、人や物を自発的に遠ざけることを表しています。状態ではなく行動を表す言葉なので「敬遠する」という使い方ができます。

疎遠の対義語

対義語は「親密」「親近」「懇意」などです。

「密」「近い」「親しい」「懇(ねんごろ)」など、いずれも「距離の近さ」を示す漢字で構成されているのが分かります。

疎遠の使い方・例文

  1. 卒業すると、どうしても友達とは疎遠になるね。
  2. 疎遠だった知り合いから、結婚式の招待状が届いた。

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