ティキタカ(ティキ・タカ)
「ティキタカ」という言葉について解説します。
サッカー好きの方なら聞いたことのある言葉かもしれませんが、なかなか一般的に耳にする言葉ではないかもしれません。
このティキタカという言葉はサッカー用語ですが、ここでは詳しくその内容を説明していきますので、ぜひご覧になってみてください。
ワールドカップや日本代表戦くらいしか見ないという方も、知っておくとより楽しめると思いますので整理しながら読んでみてください。

ティキタカ(ティキ・タカ)の意味とは
ティキタカとは「サッカーのプレースタイル・戦術の一つ」です。
スペイン語でtiquitacaと書きますが、これはパスがポンポン小気味よくつながる様子を擬音語化したものだといわれているようです。
2006年のワールドカップで、スペインの中継実況者が使用したことから一般化したと言われています。
ちなみに、この2006年ワールドカップからスペイン代表の戦術として採用され、次の2010年ワールドカップではティキタカを磨き上げたスペイン代表が優勝しました。
ティキタカ(ティキ・タカ)の特徴とは
ティキタカという戦術は、複数のパスコースを確保する動きをしながらショートパスを繋いでゲームをコントロールしていくというものです。
この戦術はフィジカル面での弱点を補うという側面があります。
ショートパスなど足元の高い技術を必要としますが、ボールを保持し攻撃をし続けるということに重きを置いているので、体が大きな相手や力で負ける相手に対して守りに回る回数を減らすことができます。
この戦術はスペインの名門クラブバルセロナで、2008年~2012年頃に採用され、数々の栄光をもたらしました。
戦術の上での弱点としては、ガッチリ守りを固められてしまった時に行き詰ってしまう場合があるといわれています。