「只々(ただただ)」とは?意味や使い方を解説!

「只々(ただただ)」という言葉をご存知でしょうか。聞いたことはあっても意味がわからない人が多いと思うので、この記事では「只々(ただただ)」について解説します。

目次

  1. 只々(ただただ)
  2. 只々(ただただ)の意味とは
  3. 只々の使い方・例文

只々(ただただ)

皆さんは「只々(ただただ)」という言葉をご存知でしょうか。

「無料」の意味の「ただ」ではないことは、何となくお分かりですよね。
たとえば、デパートの催し物会場などで見かけたことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか。

または、不祥事を犯した有名人が謝罪会見をしている場面で出てきた、という記憶がある方もいるかもしれません。

今回は、「只々(ただただ)」という言葉について詳しく解説します。

只々(ただただ)の意味とは

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只々(ただただ)とは「『ただ』を強めて言う言葉。ひたすら。もっぱら。」という意味です。

「とにかく○○です」「本当に○○です」などのように、後ろに続く言葉を強調する言葉です。
「只々感謝を申し上げるばかりです」などのように、後ろに「ばかり」「だけ」を伴うことが多いです。

別の表記に「唯々」があります。
読み方も意味も同じですが、「唯」単独では「ただ」とは読まないので、この「唯々」と書いて「ただただ」と読ませる方式は熟字訓です。

「唯々」の別の、というよりノーマルな読み方は「いい」です。この読み方をするときの意味は「他人の言うことに逆らわないで従うさま」です。

「唯々諾々(いいだくだく)」という熟語に使われており、意味も「唯々(いい)」とほぼ同じです。「唯々」のみの形で使うよりはこの熟語の方が分かりやすいので、こちらの方がよく使われています。

「只々」「唯々」共に、「々」を使わずに「只只」「唯唯」と書くこともあります。

只々の使い方・例文

  1. 皆様より日頃のご愛顧を賜り、只々お礼の気持ちを申し上げるばかりです。
  2. 息子のしでかした過ちを、只々申し訳なく思うのみです。

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