スペ体質
「スぺ体質」という言葉を聞いたことがあるでしょうか。
野球選手やサッカー選手のようなプロスポーツ選手に対してよく用いられる言葉ですが、実際はネットなどで使われる用語で、聞き馴染みのない方も多いのではないでしょうか。
ここではそんな「スぺ体質」について意味や使い方を詳しくご紹介していきます。
スペ体質の意味とは
スぺ体質とは、「非情に怪我をしやすい体質」のことを意味します。
正確には「スペランカー体質」という言葉で、スぺ体質は略語になります。スペランカーというゲームの主人公・スペランカーは、小さな段差を降りただけでも死んでしまうことから「最弱の主人公」と呼ばれており、そこから怪我をしやすい体質のことを総じてスペランカー体質と呼ぶようになりました。
このため、シーズン中に何度も怪我で離脱したり、大怪我でシーズンの大半を棒に振るタイプの野球選手などに対しては、「またスペる」「よくスペる」といった使い方がされます。
ただし、年齢を重ねたことによって怪我がちになることに対してはあまり用いられず、どちらかといえば若いのに怪我が多い選手に対して用いられます。

スペ体質の使い方・例文
- 地元のチームに昨季の本塁打王が移籍してきたが、スぺ体質なのがネックで、素直に喜ぶことができなかった。
- 小さい頃から悩まされていたスぺ体質を、中学進学をきっかけに改善できたことによって、大好きなサッカーを沢山できるようになった。
- 大事な試合前にスペるのが当たり前になってしまい、地元のファンはプレーオフ前の欠場にも特に落胆する様子はなかった。