お門違い
「お門違い」という言葉について解説します。
読み方は「おかどちがい」となります。
使う頻度はそんなに高くないかもしれませんが、映画、ドラマ、アニメなどセリフとして聞く機会は割とある言葉ではないでしょうか。
そんなお門違いという言葉の意味を、類語、例文、語源なども交えて紹介しますので意味や使い方などしっかり把握してみましょう。
お門違いの意味とは
お門違いの意味は「間違った目当てのものを選ぶ様子。見当違い」となります。
類語としては「的外れ」「見当外れ」「筋違い」などになります。
筋違いと全く同じ意味と思っている方もいるようですが、筋違いの意味は「道理から外れていること」なので若干異なっています。
例えば「筋違いの要求をする」とは使いますが「お門違いな要求をする」とは使わないので注意が必要です。
お門違いの語源
お門違いの語源は訪問する家(門・かど)を間違えるとなります。
現代では見当違いという意味で使われることが多いお門違いですが、元々は目指す場所(家)を間違えることを言っていました。
門という字の読み方は「もん」と読んだ場合出入り口を指しますが、「かど」と読む場合は出入り口を含めた建物そのものの事を指します。
なので読み方は「おかどちがい」となり「おもんちがい」とは読むことはありません。
お門違いの使い方・例文
- さっきから君はなにをお門違いをしたことを話しているんだ
- 今回のトラブルを機械のせいにしようとするのはお門違いも甚だしい
- 文化部の人間にラグビー部の試合の代理を頼むのはお門違いというものだ