気恥ずかしい
「気恥ずかしい(きはずかしい)」という言葉は頻繁に使われる言葉ではありませんが、日本語の奥ゆかしさを感じさせる言葉ですね。
「気恥ずかしい」は、そのニュアンスや使い方が「恥ずかしい」とは違いますので、この機会に正しい意味などを知っておいてくださいね。
また、小恥ずかしい、こっぱずかしいなどの類語も併せて知っておいてください。
この記事では「気恥ずかしい」の意味や使い方などを紹介します。
気恥ずかしいの意味とは
「気恥ずかしい」の意味は「なんとなく恥ずかしい」です。よく使われる「恥ずかしい」に比べると、きまりが悪くてなんだか気まずいようなニュアンスを含んでいます。
「気恥ずかしい」の読み方は「きはずかしい」です。
日常生活の中で、恥ずかしく感じる必要もないのに「なんとなく恥ずかしい」と感じることは意外と多いので、使いやすい言葉でもあります。
類語としては「小恥ずかしい」や、これが変化した「こっぱずかしい」などがあります。意味はほぼ同じです。
気恥ずかしいの使い方・例文
- 大したことをしていないのに全校の前で表彰されることになってしまい、僕は気恥ずかしさを感じた。
- いつも僕の邪魔をしてくるあいつのことを嫌っていたのだが、実はそれが僕のためを思ってやっていたことだと知ってなんとも言えない気恥ずかしさを感じた。
- いつもは僕に厳しい父親が、受験に合格した時に「おめでとう」と言ってくれて、なんだか気恥ずかしい気持ちになった。
- 幼馴染と結婚することになり、結婚式には見知った顔がたくさん来たので気恥ずかしいと感じた。