キザ
「キザ」という言葉は「キザなセリフ」などの使い方で聞いたことがある人が多いですね。カッコつけている男性を批判する時に使うこともある言葉です。
いい意味よりは悪い意味で使われる印象のある「キザ」ですが、語源や意味、使い方などを詳しく知っている人は少ないかもしれません。聞く機会も多い言葉ですので、意味を正しく知っておきたいですね。
この記事では「キザ」の意味や使い方などを解説します。
キザの意味とは
「キザ」の意味は「言動や服装などが気取っていて不快な気分にさせること」「心配なこと」です。前者の意味で使われる場合の方が多いですね。
「キザ」の語源は「気障り(きざわり)」です。気取った服装や言動をする人に会うと「気に障る」ことから、不快感を与えるという意味になりました。
また、「気に障る」には「心配する」という意味もあるので、二つめの意味でも使われています。
「キザ」は男性に対して使う言葉ですが、これは元々遊郭で男性客に対して使われていた言葉だったことから、現在でも男性に対して使われています。
いい意味よりも、悪い意味で使う機会の方が多い言葉ですね。

キザの使い方・例文
- あいつは何とか女にモテようとしてキザなセリフばかり吐いているが、それがモテなくなっている最大の要因だってことにまだ気づいていないようだ。
- あいつはキザな野郎だから、なんだか腹が立つ。近くに寄られただけでムカムカしてくるってもんだ。
- キザな態度を改めようとは思ってみたものの、これが自分にとっての自然だからどうしようもない。