鑑
皆さんは、「鑑(かがみ)」という言葉をご存知でしょうか。
素晴らしい人に対して「人間の鑑」と評することもあるので、耳にしたことのある方がほとんどだと思います。
この記事では、「鑑(かがみ)」の意味を解説させていただきます。

鑑の意味とは
「鑑(かがみ)」とは「規範とすべきもの」「手本」という意味です。
よく使われるフレーズとして「人間の鑑」があります。これは、人として素晴らしい、この人を手本にしましょうという意味です。
また、ビジネスシーンで請求書を用意する際に「鏡(鑑)」を一緒に送付するよう指示されることがあると思います。請求書の鏡とは、提出や送付する書類の一枚目に宛先と表題、日付、作成者を書いて添える文書のことです。鏡とも鑑とも書きます。
書類の鏡は挨拶文や注意書きを添えることで、取引先を思いやる為のものです。その為、規範とするべきものという意味で「鏡(鑑)」と呼ばれるようになりました。
鏡はビジネスマナーとして、相手を思いやるだけでなく請求書の要点を抜き出して記述しておくことで、ミスの防止にも役立ちます。テンプレートなども公開されているので、書類の送付の際はぜひ鏡も一緒に送付するようにしましょう。
鑑の使い方・例文
ここで、「鑑(かがみ)」を使った例文をご紹介します。
1.彼は人柄も良い上に成績も良く、正に鑑とするべき人だ。
2.誰を鑑とするかは君の自由だけど、少なくともああいう大人はやめた方が良い。
3.請求書の鑑を同封するのを忘れてしまった。