芋っぽい
「芋っぽい」という言葉をご存知でしょうか?
「芋っぽい服装」とか「芋っぽい顔だち」とか聞いたことがある方も多いかもしれませんね。
今回はこの「芋っぽい」という言葉について解説します。

芋っぽいの意味とは
「芋っぽい」とは、「田舎っぽい、ダサい」という意味です。
「芋」って、どこで作られてるイメージがありますか?田舎で作られているとイメージする方が多いかと思います。そこから田舎っぽいこと、洗練されていないさまなどを「芋っぽい」と表現するようになりました。また、「芋臭い」などともいいますね。
語源は意外に古く江戸時代には、すでに田舎者を小馬鹿にする表現として、「芋助」という言葉が使われていました。田舎出身の侍のことを、「芋侍」などとも揶揄されていました。
つまり「芋っぽい」とか「芋臭い」とかあまり印象の良くない言葉だということになります。自分自身に対して自虐的に使うならまだしも、人に向かっていう言葉ではありませんね。
芋っぽい顔だちを「芋顔」ともいいます。なんとなくあか抜けないカンジ、野暮ったいイメージですね。「芋顔」というとあまりいいイメージではないですが、言い換えると「素朴で温かみがある」ともいえます。
「芋っぽい」の類義語
芋っぽいの類義語には以下のようなものが挙げられます。
・田舎っぽい
・あか抜けない
・野暮ったい
・洗練されていない
・ダサい
・イケてない など。
「芋っぽい」の対義語
芋っぽいの対義語には以下のようなものが挙げられます。
・イケてる
・都会的な
・洗練された
・あか抜けた など。
芋っぽいの使い方・例文
1.今ではあかぬけた女優も、デビューしたての頃は芋っぽかった。
2.メリハリのないだぼっとした服装だと、芋っぽく見えるよ。