天下り
「天下り」という言葉について解説します。
天下り。この言葉はニュースなどで度々使われる言葉ですが、みなさんは見聞きしたことがあるでしょうか。
また会話の中では「天下りで入ってきた部長は何も仕事をせず定時で帰る」といった使い方をしますが、この意味は分かるでしょうか。
日常の中で使うような言葉ではありませんが、意味を知らずに使うと余計なトラブルに発展しかねない言葉でもありますので、ここで一度把握しておきましょう。
ということで、ここではそんな「天下り」という言葉について、意味や使い方を詳しく紹介していきます。
ぜひ最後までご覧いただき整理・理解してみてください。
天下りの意味とは
天下りとは
- 天上界から神などが地上に降りてくること。
- 上役からの、または官庁から民間への強制的な命令や押し付け。
- 退職した高級官僚などが、関連の深い民間企業や外郭団体に相当の地位で再就職すること
この言葉の元々の意味は1の神などが地上に降りることですが、そこから転じて役所=いわゆるお上からの命令や、お上にいた人間(官僚)が民間企業に再就職(降りてくる)することを意味するようになったと言われています。
ニュースで取り上げられるのは、この天下りで再就職した官僚の不祥事や、籍だけ置いて多額の報酬を得ているといった内容であることが多いかもしれません。
汗水たらして働く我々庶民にとっては、嫌な言葉と言えなくもないかもしれません。
天下りを使った文章・例
- あの官僚は定年になったらどこかに天下りをして、悠々自適に過ごすつもりらしい。