尊敬
「尊敬」という言葉について解説します。
この言葉は日常生活、ビジネスシーンなどTPOを問わず使える言葉ですので、みなさんにとっても身近な言葉と言えると思います。
小学校の時から「尊敬する人は?」といった感じで聞かれたりしましたよね。
ただし、そんな小さな時から触れてきた言葉だからこそ、きちんとした意味を知らずに雰囲気で使っているかもしれません。
ここではそんな「尊敬」という言葉について、意味や使い方を詳しく紹介していきます。
ぜひ最後までご覧いただき整理・理解してみてください。

尊敬の意味とは
尊敬とは
- その人の人格を尊いものと認めて敬うこと。その人の行為・業績などを価値あるもの、優れたものと認めてその人を敬うこと。
- 文法で、聞き手や話題の主、またその動作・状態などを高めて待遇する言い方。→尊敬語
この尊敬という言葉を作る「尊」と「敬」は類義語です。尊の字は「とうと(ぶ)」「たっと(ぶ)」とも読み、貴いもの・価値があるものとして重んじるという意味合いがあります。
また、敬の字は「うやま(う)」と読み、相手を尊ぶ気持ちを態度で示すという意味合いがあります。
この二つの字が並んで「尊敬」という言葉となるので、どのような態度なのか分かるのではないでしょうか。
ちなみに、尊敬語と謙譲語の違いについて触れると、尊敬語は尊敬の意味の通り、相手を高く見て言う言葉で、謙譲語は自分を低くして言う言葉と言えます。
併せて覚えておくと良いのではないでしょうか。
尊敬を使った文章・例
- 年少の息子の尊敬する人は仮面ライダーだそうだ。