「血迷う」とは?意味や使い方を解説!

「血迷う」という言葉をご存知でしょうか。聞いたことはあっても意味がわからない人が多いと思うので、この記事では「血迷う」について解説します。

目次

  1. 血迷う
  2. 血迷うの意味とは
  3. 血迷うの使い方・例文

血迷う

皆さんは、「血迷う(ちまよう)」という言葉を知っていますか。

マンガや小説などの創作物に時々出てくる言葉ですが、どういう意味なのでしょうか。

今回は「血迷う」という言葉について詳しく解説します。

血迷うの意味とは

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血迷うとは「激情に駆られて正しい判断ができなくなる」という意味です。
読み方は「ちまよう」です。

怒りや悲しみなどの強い感情に心を捕らわれると、頭に「血」が上って正常な判断力がなくなります。
そうなると、思わず普段の状態ではありえないような言動をしてしまうことがあります。これが「血迷った」状態です。

動詞ではありますが、この言葉単独で文脈が完結することはめったにありません。「血迷って○○する」といったように、「血迷った」結果、何らかの動作が引き起こされるという流れになる場合がほとんどです。

類語は「乱心する」「逆上する」「錯乱する」などです。

戦記物などの物語では、味方を裏切るような言動をした人物に対して「血迷ったか」という言葉がかけられることがあります。

これも、裏切りという常軌を逸した行為をしている人物は冷静な状態ではないに違いないという推測、というよりはそうであってほしいという願望の元で発せられるセリフです。
しかしながら、当然そういった人物は正気の状態であることが多いです。

血迷うの使い方・例文

  1. 一目ぼれした相手にその場で告白してしまうなんて、血迷ったとしか思えない。
  2. 試験勉強中に物置の掃除を始めるなんて、何を血迷っているんだ。

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