「耽る」とは?意味や使い方を解説します!

「耽る」という言葉をご存知でしょうか。聞いたことはあっても意味がわからない人が多いと思うので、この記事では「耽る」について解説します。

目次

  1. 耽る
  2. 耽るの意味とは
  3. 耽るの使い方・例文

耽る

皆さんは「耽る」という言葉をご存知でしょうか。

あまり見慣れない漢字が使われているので、読み方も意味も分からないという方も少なくないかもしれません。
しかし「物思いに耽る」「読み耽る」などの用例を見れば、ピンとくるのではないでしょうか?

今回は「耽る」という言葉について詳しく解説します。

耽るの意味とは

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耽るとは「一つの物事に熱中する。夢中になる。」という意味です。
読み方は「ふける」です。
「物思いに耽る」「雑談に耽る」などのように使います。

また、動詞の連用形の後ろにつくことで「他のことが意識に入らないほど一心にその動作をする」という意味になります。
よく使われるのが「本を読み耽る」という用例です。夢中になって本を読んでいて時間を忘れてしまったり、呼びかけられても気がつかなかったりという状態です。

「耽」という字は、「夢中になる」という意味の漢字です。
音読みは「たん」で、この漢字を使った熟語に「耽溺」や「耽美」などがあります。

「ふける」と読む同音異義語に「更ける」があります。
こちらは「年月や時間が進む。度合いが深まる。」という意味であり、「夜が更ける」「季節が更ける」などのように使います。
「更ける」と同じ意味・読み方で「深ける」という表記もあります。
漢字を間違えると意味が変わってしまうので、「耽る」との使い分けには気をつけましょう。

耽るの使い方・例文

  1. 彼女は職場の同僚に片思いをしており、物思いに耽ることが多くなった。
  2. ずっと欲しかった小説が手に入り、浸食も忘れて読み耽ってしまった。

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