夜の帳
「夜の帳」という言葉の意味や使い方について解説します。
読み方は、「よるのとばり」となります。
この「夜の帳」という言葉は、単体では使用することはなく「夜の帳が下りる。」という表現の中で使用されます。
この表現の中で使われている「帳」は、「垂れ絹(たれぎぬ)」という上から垂らして目隠しや仕切りにしたりする布のことを指します。
その帳を何かに例えて言う表現になります。
小説やドラマなどの作品中で、詩的な表現として使用されることが多く、日常会話で自然と使う方は少ないのではないでしょうか。。
この機会に「夜の帳」について詳しく知っていきましょう。
夜の帳の意味とは
夜の帳(よるのとばり)とは「夜の闇のことを帳と例えて言う言葉。」という意味になります。
通常、この「夜の帳」という言葉は、単体では使用せず、「夜の帳が下りる」という表現の中で使用します。
夜の帳が下りるとは「夜になる。夜になって、闇が辺りを覆い隠す。夜になって暗くなる様子を垂れ絹(たれぎぬ)が下りることに例えた言葉。」という意味になります。
帳とは「垂れ絹(たれぎぬ)」という意味になります。

夜の帳を使った文章・例文
- 夜になり、辺りを闇が覆い隠すことを夜の帳が下りると表現するなんて、なかなかロマンティックだ。
- そろそろ、夜の帳が下りる頃だからお開きにして帰ることにしましょう。
- 朝だと思って目を覚ましたが、辺りはまだ夜の帳が下りていた。
- 夜の帳が下りていたが、月が大きく見えぼんやりと明るい幻想的な夜であった。