神妙
「神妙」という言葉の意味や使い方について解説します。
読み方は「しんみょう」となります。
皆さんは、この「神妙」という言葉を「普段とは違うおとなしい表情」という意味で「神妙な面持ち」と表現することが多いのではないでしょうか。
実は、この「神妙」という言葉にはそれ以外にもさまざまな意味があります。
今回は、そんな「神妙」のさまざまな意味について解説します。
神妙の意味とは
神妙(しんみょう)という言葉の意味は大きく分けて3つあります。
まず、1つ目は「人間の力では、到底できないほど心がけや行いがすぐれること。感心なこと。奇特。殊勝。」という意味になります。
使い方としては、「神妙な心がけ」といった表現になります。
続いて2つ目は「人間の知力では到底計り知れないほどの不思議なこと。霊妙。」という意味になります。
使い方としては「神妙不思議な力を持つ」といった表現になります。
そして、3つ目は「普段とは違い、態度がおとなしく素直であること。またはその様子。」という意味になります。
使い方としては、「神妙な面持ちでかしこまっている」といった表現になります。

神妙を使った文章・例文
- いつも笑顔で明るい彼女は、急に神妙な顔をして話始めた。
- 彼は、神妙不可思議なすぐれる力を持っている。
- 真面目で気配りができる彼女のことを皆、神妙な心がけで感心すると言っている。
- 娘が通っている小学校の担任教師が、体育の授業中に娘が怪我をしたことを神妙な様子で報告してくれた。