ホールインワン
ゴルフ経験者はもちろんですが、経験したことがない方も「ホールインワン」という言葉を一度は聞いたことがあるのではないでしょうか。
このホールインワンという言葉はゴルフで使われる言葉ですが、今回はこのホールインワンの意味や確率、またお祝い・祝儀の費用などについて解説していきます。
ホールインワンの意味とは?
ホールインワンは英語の「Hole in One」の事ですが、意味はゴルフで「第一打(ティーショット)でホールに入れること」を意味します。
つまり一発でゴルフのカップに直接インさせることになります。またゴルフではそのホールを何打で回ったのかというのはスコアといいますが、ホールインワンの場合はスコアが「1」なのでホールインワンの事を「エース」と呼ぶこともあります。
ホールインワンの確率
ホールインワンはとても難しくプロでも狙って出来るものではありません。ホールインワンの確率としては
- アマチュア: 3万回に1回
- プロ:3,000回に1回
ホールインワンのお祝い・祝儀
日本ではホールインワンを達成者は一緒にラウンドした人やキャディなど周囲の人にホールインワンを達成した幸運を分けてあげるという意味で記念品を贈る慣習があります。
記念品の例
- 祝賀会を開く
- 記念コンペ大会
- クオカード/図書カード
- スポーツタオル/バスタオル
- 名入れゴルフボール
- ゴルフ場への植樹/モニュメント設置
- 記念スタンド/トロフィー
ホールインワンの保険
ホールインワンを達成した際の祝賀会や記念品などでかなり費用がかかる場合があります。
そんなときのために「ホールインワン保険」というものが存在します。ホールインワン保険に入っておけばいきなりホールインワンしたときでもお祝いにかかった費用を負担してもらえるというものになっています。
ただしホールインワン保険が降りるには条件があるため、加入する保険の内容をよく確認しておきましょう。例えば、同組のプレイヤー以外の目撃者が必要な場合などがあります。このような条件があるのはホールインワンをしたように装って保険金をだまし取るなどの詐欺があったためです。
この目撃者は
- ゴルフ場従業員
- ビデオなど客観的に証明できるもの
- 競技委員
- キャディ
- 売店などの従業員
- 前後の組のプレイヤー(保険によっては除外しているところもあり)
パー5でのホールインワン
ゴルフではパー5のロングホールがありますが、もしもパー5でホールインワンを達成すると「4打」少なくホールを終了できます。
3打少なくホールを終了することを「アルバトロス」といいますが、4打少なく終了した場合は「トリプルイーグル」「ダブルアルバトロス」または「コンドル」といいます。
ロングホールの大抵のホールでは一打でグリーンにまで届かせることも神技ですが、更に直接カップインさせるとなると奇跡以外にありえません。