無垢
「無垢」という言葉について解説します。
「純真無垢」「白無垢」「無垢材」などと言ったりしますが、皆さんは「無垢」という言葉を見聞きしたことがあるでしょうか。
なんとなく分かっているけど、詳しく調べたりしたことはないなぁ。という方も多いと思います。
そこでここでは、そんな「無垢」という言葉の意味、使い方などを紹介していきます。
ぜひご覧いただき、一度しっかりと整理してみてはいかがでしょうか。
無垢(むく)の意味とは
「無垢(むく)」とは
- 仏語。煩悩の穢れを離れて、清浄であること。※穢れ=忌まわしく不浄なこと
- 心身が清らかで純真なこと、うぶなこと、またそのさま。
- 金、銀など物質の混じりけがなく純粋であること。
- 布地が全部無地で同色であること。衣服(特に和服)が上着から下着まで無地で同色であること(主に白無垢のこと)
といった意味を持つ言葉となっています。
4つの意味がありますが、どれも清らか、純粋といったものとなっていることが分かると思います。
現代ではなかなか無垢なままのものが減ってきているせいか、無垢という言葉には「貴重なもの」といったイメージも付随しているかもしれませんね。
ちなみに、白無垢は和装の結婚式でよくみられる真っ白い着物をイメージすると分かりやすいと思います。

無垢を使った文章・例文
- 全てを無垢材で建てるとなると、とんでもないコストがかかってしまう。
- 遠い夏に出会ったあの無垢な少女は、綺麗な夢であったかのようだった。
- 彼女は今どきの女性には珍しく、白無垢での神前式が夢だったらしい。