不器用
「不器用(ぶきよう)」という言葉をご存知でしょうか?
日常でよく使われる言葉ですね。俳優・高倉健氏の「自分、不器用ですから」という台詞を思い出す方もいらっしゃるかもしれません。
というわけで今回は「不器用」について解説します。
不器用の意味とは
「不器用(ぶきよう)」とは、器用でないこと、細かい手先を使う作業が苦手なことを指す言葉です。
また、物事をうまく処理できないこと、要領が悪いさまを表します。高倉健氏の「不器用」はこちらの意味ですね。「不器用な生き方」とか「不器用な性格」などと云って使います。
不器用の類義語
「不器用」の類義語には、以下のようなものが挙げられます。
・ぶきっちょ
【例文】どうにもぶきっちょで、昔から裁縫は大の苦手だ。
・ぎこちない
【例文】手先がぎこちないせいで、いつも失敗ばかりする。
・不調法
【例文】不調法なもので、満足なおもてなしもできず申し訳ない。
・手際が悪い
【例文】仕事の手際が悪いせいか、いつも残業している。
・融通が利かない
【例文】頑固で融通の利かない性格が仇となり、いまだに結婚できない。
不器用の対義語
「不器用」の対義語は「器用」です。他にも以下のような表現が用いられます。
・巧み
【例文】気の進まない彼女を言葉巧みに誘い出した。
・上手
【例文】坊主が屏風に上手に坊主の絵を描いた。
・要領がよい
【例文】彼のような要領がよい生き方は、私には到底真似できない。
・如才ない
【例文】エリートの彼の如才ない受け答えに舌を巻く。

不器用の使い方・例文
1.不器用でも、一生懸命でひたむきなあなたの姿を見ている人が必ずいます。
2.手先が不器用で、ボタンつけさえ満足にできないのに、ハンドメイドなんて無理。