挙って
「挙って(こぞって)」という言葉について解説します。
「町中挙っての一大イベント」といった感じで使われるこの言葉ですが、まず、みなさんはこの「挙って」を読めるでしょうか。
最近ではひらがなで表記されることも多くなってきており、そもそも初めて見たという方も少なくないかもしれません。
ここではそんな「挙って」という言葉について読み方、意味、使い方を紹介していきます。
ご存知の方も初見の方も、ぜひ最後までご覧いただきしっかりと整理、理解してみてください。
挙って(こぞって)の意味とは
挙って(こぞって)とは「一人も残らず、全員で」という意味になります。
読み方は「こぞって」です。
知らないと漢字からは読み方が想像つかない言葉だと思いますので、ここで覚えておくといいと思います。
最近ではそもそもこの「挙って」という言い方自体をしなくなってきたこともあり、この漢字でこの意味というのがピンと来ないかもしれませんが、
村を挙げての夏祭り(村のもの全員でやる夏祭り)という言い方から考えると分かりやすいのではないでしょうか。
もしくは、クリスマスソングとして幼稚園や学校で習うことが多い「もろびとこぞりて」の「こぞりて」も同じなので、こちらでピンと来る方も多いかもしれません。
挙っての使い方・例文
- ○○様のご来社、社内一同挙ってお待ちしております。
- 諸人挙りて迎えまつれ 久しく待ちにし主はきませり。(讃美歌・クリスマスソング)
- 普段はまとまることを知らないクラスだが、文化祭は挙って楽しんだ。