通名
「通名(つうめい)」という言葉をご存知でしょうか。
ある人達についてニュースなどで取り上げる際に用いられる言葉で、日常生活ではあまり聞く機会がないため、意味をご存知ないどころ、そもそも聞いたことがないという方も多いのではないでしょうか。
いざという時に身を守るためにも知っておきたい言葉なので、この機会にしっかりと理解しておきましょう。
ここではそんな「通名」について意味や使い方などを詳しくご紹介していきます。
通名の意味とは
通名(つうめい)とは、「通称名」の略で、主に「外国籍の人間が日本で通称名」のことを指します。
在日の外国人は本名ではなく通称を正式に登録することが法的に認められていることから、本名を名乗っていない外国籍の人物に対して用いられる用語になります。通り名とも表現されます。
日本人も通名を名乗ること自体は法的に何の問題もありませんが、通名のまま雇用や債権などの法律行為を行うことは原則できないとされています。
通称名を法的な側面で用いられる略語にしたのが「通名」ですが、「通称」と略す場合は「SNS」や「AI」のように正式名称ではなく世間に浸透している名前のことを指します。
通名を使った文章・例文
- うちの会社が外国人社員に対して本名ではなく通名で働くことを強制したと知り、不信感を抱くことになった。
- 新手の詐欺師だが、複数の通り名を持っているため、警察はしっぽを掴むことさえできずにいる。
- 通名で賃貸契約を交わしていた男性が逮捕された。