置き土産
「置き土産」という言葉について解説します。
「とんだ置き土産をもらってしまった」「置き土産を残す」といったように使われる「置き土産」という言葉。
みなさんもどこかで一度は見聞きしたことがあると思います。
意味については、読んで字のごとくといった感じかもしれませんが、ここでは置き土産という言葉について改めて意味や使い方を紹介していきます。
意外と混同しがちな冥途の土産との違いや、例文なども紹介していきますので、ぜひ最後までご覧になっていただき、しっかりと整理、理解してみてください。
置き土産の意味とは
置き土産とは「立ち去る時に贈り物として残しておくもの」「故人や前任者が残していったものや業績」という意味の言葉となっています。
ざっくりというと、別の場所に行く時に、その場に残すお土産。前に居た人が残していったもの。となるでしょうか。
置き土産は、土産といっても必ずしも喜ばしいものばかりではなく、前任者が隠していた問題や、赤字。故人の人に言えないような秘密など大変なものも含まれています。
ちなみに、故人というところが掛かっているからか混同しがちな「冥途の土産」の意味は「冥途に行く際に持参する土産」で、あの世へ行く時に持っていくものということなので意味がかなり違います。
整理して覚えておくとよいかもしれません。
置き土産を使った文章・例文
- 転勤になった課長の置き土産のせいで、課内はてんやわんやになった。
- それぞれが考えて走るサッカーは、オシム元代表監督の置き土産だ。