虫酸が走る
皆さんは、「虫酸が走る(むしずがはしる)」という言葉をご存知でしょうか。
慣用句の一つなので、見聞きしたことのある方も多くいらっしゃると思います。
この記事では、「虫酸が走る」の意味を解説させていただきます。
虫酸が走るの意味とは
「虫酸が走る(むしずがはしる)」とは、「胸がムカムカする程不快で堪らないこと」「吐き気がする程に不快」という意味の慣用句です。
虫酸(むしず)は虫唾とも表記し、どちらで表記しても間違いではなく、同じ意味を持つ言葉なので覚えておきましょう。
虫酸とは生理的な現象の一つで、胸がムカムカした時に胃から出て来る酸っぱい液体のことを言います。
この虫酸は胃酸過多という生理的なものが原因で、胸やけなどを起こした際に胃から口へとせり上がって来るものです。
虫酸の語源は胃の中にいる寄生虫の唾だとされています。
実際に胃の中に寄生虫はおらず、寄生虫の唾も酸っぱいかどうか定かではありませんが、昔の人は「虫の唾は酸っぱい」と考え、その酸っぱい唾を虫酸と呼び、胃酸過多から来る生理現象を「虫酸が走る」と表現しました。
虫酸が走るを使った文章・例文
ここで、「虫酸が走る(むしずがはしる)」を使った例文をご紹介します。
1.Aさんとは昔酷いケンカをして、未だにそれを許すことができずにいる。その為、彼の顔を見ると虫酸が走る。
2.あのアイドルはぶりっ子ばかりしているので、CMで少し顔を見ただけでも虫酸が走るよ。
3.家に帰ろうと歩いていたら知らない人が後ろを着いて来るのに気付いて、虫酸が走るほど気持ちの悪い思いをした。