花金
「花金(はなきん)」という言葉の意味をご存知でしょうか。
「華金」とも表記され、社会人にとっては嬉しいことを指す言葉で、ある時期までは広く用いられていましたが、様々な理由から一時期は死語となっていたこともあるため、意味を知らないという方は意外と多いのではないでしょうか。
ここではそんな「花金」の意味や使い方などを詳しくご紹介していきます。
花金の意味とは
花金(はなきん)とは、「花の金曜日」の略語になります。
昭和40年代(1970年代)頃から週休二日制導入され始め、土曜日も休日となったことで、金曜の夜に遊び歩く人が増えたことから生まれた言葉だとされています。金曜の夜は街中が華やかになるという意味や、金曜の夜は楽しくなるサラリーマンの気持ちを表す意味もあります。
しかし、平成(1990年代)に入り、バブルが崩壊したことで、サラリーマンが金曜の夜に飲み歩く姿が激減したことで、次第に死語と化していきました。
2017年2月24日より毎月末の金曜日は仕事を早く切り上げ、飲食店を利用させることで消費の促進を目的としたプレミアムフライデーが提唱・実施されたことで、再び花金(華金)が注目されるようになりました。

花金の使い方・例文
- イケメンの新人が入社してからというもの、花金がさらに待ち遠しくなった。
- 華金のたびに嫌いな上司から飲みに誘われるのが辛いが、断るわけにもいかないのがさらに辛いところだ。
- シフト制で仕事に入っているせいで、花金が全く関係ない。