画策
「画策」という言葉について解説します。
この「画策」という言葉は、日常会話の中で頻繁に登場する言葉ではありませんが、「陰であれこれ画策する」というように小説やドラマの中ではしばしば出てくる言葉だと思います。
言葉のイメージとしてコソコソ、ヒッソリといったものがあるかもしれませんが、この「画策」のきちんとした意味はご存知でしょうか。
ここでは、画策という言葉の意味や使い方・読み方、例文などを紹介していきます。
ぜひ最後までご覧いただき、整理・理解してみてください。
画策(かくさく)の意味とは
画策(読み方・かくさく)とは「はかりごとをめぐらすこと」「ひそかに計画を立てること、またその計画」という意味の言葉となります。
※はかりごと=計略、もくろみ
ということから、「陰であれこれ画策する」といった場合は「陰であれこれともくろんでいる、企てている」といった意味になります。
意味からも分かるように、画策という言葉の中には「好ましくないこと」という意味合いも含んでいるので、良い意味で使われません。
小説やドラマの中でも画策するのは、たいてい悪者か裏切り者として描かれることが多いのではないでしょうか。
いずれにせよ気軽に使える言葉ではないので、もし人に対して使う際は注意が必要となります。

画策の使い方・例文
- 専務は、社長の味方のふりをしながらひそかに会社の乗っ取りを画策しているともっぱらの噂だ。
- 香港の人達は、中国本国の政治家が色々な画策をしているのでないかと疑っている。
- 彼は、学校一美人なAさんを落とそうと、色々な画策をしたがどれも相手にされなかった。