熱帯夜
「熱帯夜(ねったいや)」という言葉を一度は聞いたことがあるかと思います。
日本でもよく聞く言葉で、夏場はこれに苦しめられることも多いはず。しかし、意味や読み方を知っている方の中にも、気温何度からが「熱帯夜」になるのか知らないという方も少なくないのではないでしょうか。
ここではそんな「熱帯夜」について、何度から「熱帯夜」になるのかなどを詳しくご紹介していきます。
熱帯夜の意味とは
熱帯夜(ねったいや)とは、「夕方から夜間にかけて最低気温が摂氏25度以上のこと」を指します。
熱帯夜の時間帯については夜間(やかん)とは、夕方から翌日の朝方にかけてまでとしており、その時間帯において最低気温が25度以上であることを熱帯夜としています。
時間帯については、上記の通り正確な時間帯が定められておらず、気象庁が定めているのは気温のみになります。
ちなみに、気象庁で正式に用いられている言葉ですが、語源は気象エッセイストの倉嶋厚が生み出した造語になります。
また、正式な言葉でもないながらも、熱帯夜をさらに超える「超熱帯夜」という言葉も用いられています。
「猛暑日」と混同されがちですが、猛暑日は一日の最高気温が30℃以上であることを指す言葉になります。

熱帯夜の使い方・例文
- 熱帯夜の次の日に早朝勤務があると辛い。
- 熱い地域に住んでいたせいか、北海道の熱帯夜程度なら平気で眠れるようになった。
- 東南アジアから移り住んできた友人も、日本の熱帯夜は異常だと言っていた。