いけしゃあしゃあ
「いけしゃあしゃあ」という言葉について解説します。
みなさん一度は「よくもまぁ、いけしゃあしゃあと言いやがって!」なんてセリフをドラマの中で聞いたことがあると思います。
実生活でもたまに出くわすこともありますが、この「いけしゃあしゃあ」とはどんな意味なのかご存知でしょうか。
なかなか「いけしゃあしゃあ」とは?なんてあまり考えたことがないと思いますので、ここで一度この言葉について押さえてみましょう。
ここでは「いけしゃあしゃあ」の意味、使い方などを紹介していきますので、ぜひ最後までご覧いただき、しっかりと整理・把握してみてください。

いけしゃあしゃあの意味とは
いけしゃあしゃあとは「憎らしいほど平然としているさま」という意味の言葉となっています。
ということで、先ほど出た「いけしゃあしゃあと言いやがって」は、「平然と言いやがって」という意味になります。
この「いけしゃあしゃあ」は「いけ」+「しゃあしゃあ」から成り立っている言葉で、「いけ」は「いけ好かない」「いけ図々しい」の「いけ」と同じで、悪い意味で使う場合の「非常に」という意味の言葉です。
そして「しゃあしゃあ」とは水が流れる擬音語です。
つまり、いけしゃあしゃあは「非常に流れが良い=非常にあっさりしている」といった成り立ちから「平然とした態度」という意味で江戸時代頃から使われるようになったと言われています。
なんとなく語感的に江戸っ子口調が似合いそうに感じがするのではないでしょうか。
いけしゃあしゃあの使い方・例文
- 謝らないどころか、いけしゃあしゃあと次から次と言い訳ばかりの会見にうんざりする。